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Read Me Please!!

2015-02-21 15:37:00

中小企業の基幹業務

 

販売管理システムの相場は 2000万円位だと思います。

 

個人の木造住宅。 

 

30坪の注文建築住宅、坪単価 50万円で 1500万円が最低ライン、ちょうどシステムと同価格帯です。

 

有名タレントを起用してテレビで派手にCMを やってるハウスメーカー 

 

「555万円の家!!」

「坪単価 25万円で家が建つ」

 

どれもネットの評判を見ると「追加 追加で 結局 2000万円」というのが 最終結果(いつの間にか)のようです。

 

「555万円の家は 「材料だけの価格です・・・」 と広告に小さく書かれていました。」とか

 

「坪25万円の家は よその業者がカウントに入れない外の部分も「建坪」にいれて 単価の分母を大きくしていました」

 

とか評判は散々です。

 

上の画像をご覧くださいこの業者さんは それらとは違うようです。

 

「これまでの不明朗と決別!すべてコミコミで 1500万円!!!」という 常識破壊の業者さんです。

 

これを見て、「こんなふうに基幹システムができないのかしら?? 」と思いました。

 

ご存知の通り、建築と機械は最も製図が定着している分野。

 

「再現性」「工業製品」としての機能を重要視しています。

 

同じ設計図から基本的に同じ建物ができる。

図面から何回でも同じものができる、

 

(1)平面図

(2)立面図

(3)パース

(4)建具表

(5)構造計算図

 

これが工業製品、建築の構成要素です。

 

図面加えて 住宅の 1500万円パックには、発注する側にも「パックだからいろいろあきらめないと・・」という 暗黙の了解があります。

 

翻って ITの世界で パッケージでシステム構築する場合、何がカスタマイズなのか

何をカスタマイズするのか 全くわかりません。

 

もともと「SI業者の勝手でパッケージを押し込まれた」という、ベース認識にGAPがあるように思います。 

 

家の建築では ありえないような、

(1)二階の洋間8畳の真ん中にトイレをつけてほしい、病人がいるので・・そう、うちの今の家はそうなっています。

(2)玄関を二階もにつけてほしい 万が一洪水の時の出入りのために・・・

(3)トイレの水洗水は 給湯にするのが当たり前、冬寒いでしょ、タンクの水で手洗うのに!!常識よ

 

こんな要望、

 

1500万円の注文住宅では ルールがあって これ以外はオプションという事前合意事項が箇条書きであります。

 

パッケージソフトベースのシステムづくりにはルール無し。

 

そして、工業製品としての図面や設計書面が不備なITでは。

 

仕様書にないのだから (1)から(3)はすべて 「範囲内」 これができないと検収は無理・・・・

 

図面も仕様書もこれらの問題での

 

「言った言わない」

 

を回避するほどの規格化が進んでいません。

 

公的機関の成果物への エコ住宅認定も 耐震評価基準も何も無し!

公的機関資格の宅建も二級建築士も 資格なんて何もいらない 職人の気概だけの技術評価!!

 

これは 大手メーカー(ゼネコン)も 小さなSI(町の工務店)も大差はありません。

 

画面定義の設計書に罫線の太さが書かれた仕様書ってありますか?

全部の画面の罫線が気に入らないから、全部太くしてください、と言われたときにどれだけの工数がかかりますか?

 

杞憂ですが・・・

 

こうやっって無料でつけた、2階の玄関から夏に人が落ちて怪我をしたら 誰の責任か。

こうやって無料で出した2階のトイレのお湯でやけど、浸水、誰の責任か。

 

その上、洪水以外の場合2階の玄関なんて「自動電子的な鍵で自動的施錠されているのが「あたりまえ」」でしょう。

 

非常時以外に ドアを開けないのが「人間としての」当たり前でしょう。と「あたりまえ」の主張が虚しく響きます。

 

圧巻はITには

 「サッシ図」や「建具表」がありません、これ無しで建築。

 

(1)うちには痴呆老人がいるので 鍵は内側から開かないのが「あたりまえ」

 

(2)ドアの鍵は SUICAや携帯で開かないの?? そんなの最近あたりまえでしょう

 

書けない仕様・・・コード入力で、そのコードのレコードがマスタに無いときは

 

「入力が消えてあたりまえ」

 

「近い内容が出て あたりまえ」

 

また 言った言わない。改修改修・・・

 

だってソフトに建築の「建具表」が無いのですから表現のしようがありません。

 

そして「あなたたち ITのプロでしょ そのくらい「うちのことがわかって「当たり前」・・・

 

これでは IT業者も発注する側も双方に幸せは来ませんね。

 

★ITもそろそろ 建築や機械の世界を見習って作図等の標準化を行う必要があるのではないでしょうか。

 

過去に、あるお客様で

 

「相殺金額確認表」を作って欲しい、といわれて 納品

 

月次の・請求と支払の金額を並べて印刷する「だけ」 と思って安請け合い、 安く見積もり。

 

納品後 数年経って

 

・うちは 頻繁に 締め日変更をするの しかも 月に 2回締めが 1回になったりします

・売上先と請求先を組み替えることが頻繁にあります。

・消費税を 明細単位から 伝票単位に変更できないと困ります。

 

いかなる変更をした場合も 翌月の支払い額を正確に!!これで 工数は10倍も20倍も、でも「あたりまえ」・・・・(涙)

 

言った 言わない そして 思った「仕様」になるまで 検収しない、保守料を払わないという発注側。ユーザもSI業者も

 

無限の修正。こんな怖い「請負」:・・・それが実態ではないでしょうか、ITの。

 

なんとかしないと。