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元汎用コンピュータSEが教えるオフコン脱出法
メルマガ読者の皆様へ
後藤 昭彦
これまでのご高配に心から感謝しております。
電算番頭12年そして旧オーサス創業から22年に渡り大変にお世話になりました。
また、2002年から12年間書き続けたメールマガジン「元汎用コンピュータSEが教えるオフコン脱出法」を多くの方々にご購読いただき本当にありがとうございました。
振り返ると、この仕事はメルマガで書き続けた「中小企業のトイレットペーパー理論」(自社のやりかたが世の中の標準という考え)と戦い続ける毎日でした。
当初、「パッケージでは無理」と言われるお客様にご理解いただくのに時間がかかり、電算番頭の最初のお客様ができるまでに資料作成やデモソフト作成に多くの費用がかかりました。またそれ以降、受注後に仕様の詰めの甘さからトラブルを起こしたプロジェクトの対応も多くの赤字が発生、このため会社の有利子負債が大きくなって行きました。
当初のヒアリングでお客様と明確な定義が出来なかったケースで「(追加で)これをやってもらわないと検収、お支払いはできません」というお話をいただくと、負債の存在のため、「お金が必要だから」無償で追加の残業、徹夜。無理を重ねてここまで来ました。
プロジェクトをこなすほどに財務状況が悪化する中、なんとか皆様の「脱オフコン」のお手伝いができればと必死でがんばって来ました。
オフコンをやめましょう!!
業務を変えましょう、システムを変えましょう、という自分と「いまのままで十分」とおっしゃるお客様、特に現場の方々。
用語の定義や業務の説明でたびたび起きる理解の相違、システム設計のための要件を十分に理解出来ないケースが多かったと感じます。
本当に「脱オフコン」はお客様のためになるのか?
毎週、疲れ果てた週末にこのこのメルマガの原稿を書きながら・・・
この疑問が日増しに心の中で大きくなってゆきました。
片やDR SUM等のツールでデータ加工をされて「便利になった」というご意見をいただきましたが、それは問題意識を持った経営者の方々からだけでした。
後ろ側で多くのご担当からは、どうしてオフコンのときにはメニューで数字をいれたらすぐに数字が紙で出たのに・・・とお叱りをいただくことばかりでした。
有利子負債の増加で資金に追われている状況で、このお客様との理解のすれ違い状態を時間をかけて整理する余裕がありませんでした。
これ以上お客様とのギャップを大きくして、色々なご迷惑をおかけすることはできないというのが今回の判断の大きな理由です。
社長を務めたオーサスの突然の会社整理に関して突然の判断で大変申し訳ございません。
お客様のシステム維持に関して出来る限りご迷惑をおかけしないようにしたいと思っております。
元オーサスでポートを担当させていただいておりました、岡江卓が今回の清算に伴う、旧オーサス退職後にお客様の保守を受け持つための新会社「株式会社オーサス」を設立しました。
在庫照会、受注登録。そして出荷伝票を印刷し、請求書を発行する基幹システムは1日でも止めることのできないものです。
私自身は、今まで通りの安定稼働のため、今後の保守サポートは岡江卓の設立した「株式会社オーサス」が担当させていただきと思います。
この会社の仕事を技術、営業の面でお手伝いさせていただくことで御社のお役に立てればと思います。
長い間のお礼をまず申し上げたいと思います。
これから始まる、旧オーサスの清算処理は多くの苦労があると思います。
残念ですが自分の目指した仕事の「結果」ですので真摯に受けとめ、乗り越えてゆきたいと思います。
読者の皆様には今後ともご指導のほどお願いいたします。
★なお、週刊発行のメルマガはここまでで一区切り。
話題を見つけて不定期発行の可能性を残しつつ・・・
皆様にご案内の必要な情報は新会社のHPで御案内させていただきます。
本当に長い間の御購読ありがとうございました
敬具
マイクロソフトがサポートをやめても、仮想化されたサーバ内のOSのセキュリティを守る方法です。SYMANTEC社の例です。
仮想化サーバの中で WINDOWS2003サーバを動かして、ここで アプリケーションを動作。ターミナルサービスを使えば快適なクライアント動作環境ができます!